ハードディスクの故障、地震や火災、落雷などの災害などに備えてアプリケーションやデータを保護することは、企業を守る経営レベルの重要な課題です。 ハードディスクを冗長化するためにRAIDを使う、バックアップを実施するなど、さまざまな努力が行われています。しかし、万一の故障時にはリストアに時間がかかるだけでなく、最終バックアップ後のデータは失われたままになるなど、事業を円滑に運用するためにはこれらの方法には限界があります。 DRBD (Distributed Replicated Block Device)は、約10年、20万セット(Linbit社推定値)の実績を持つ、リアルタイムのレプリケーション(ミラーリング)ソフトウェアです。
DRBDはブロックデバイスのレベルでデータをレプリケートします。このため、ハードディスクに書き込むデータなら、任意のデータを取り扱えます。
DRBDは1:1のレプリケートが基本。しかし、これを積み重ねて最大4台でのリアルタイムのレプリケーションまでサポートしています。DRBD Proxyと組み合わせることによって、2拠点にまたがるデータ同期やデータバックアップを実現できます。

DRBDは同時に複数領域のレプリケートをサポートし、それぞれが最大16テラバイトのデータ領域をサポートします。したがって、数十テラバイト以上(仕様上最大4ペタバイト)という広大なデータ領域をサポートしています。
DRBDはネットワークを使ってコンピュータ間でデータをレプリケートします。ギガビットイーサネットはもちろん、10ギガビットイーサネット、インフィニバンド、SuperSocketをもサポートしているため、高速なレプリケーションが可能です。
故障やメンテナンスで停止していたサーバが復帰すると、DRBDは片方にだけ書き込まれたデータを自動的にバックグラウンドで転送します(再同期)。再同期が始まればただちに新しいデータの書き込みも始められるので、同期が終わるのを待つことなくサービスが再開できます。
ハードウェアの一時的な異常動作で異なったデータが書き込まれたかどうかを検証するためのバックグラウンドデータ照合、2台のDRBDが別々にデータを書き込んだ履歴を自動検出するスプリットブレイン自動検出機能など、データの整合性や信頼性を保証するための実用的な機能が備わっています。
DRBDはGPL (General Public License)にもとづくオープンソース・ソフトウェアです。このため、ソフトウェアライセンス料や保守料は不要です。
すでにDRBDは多くのLinuxディストリビューションがサポートしています。さらに、本年2月にリリースされたLinuxカーネル2.6.33から、DRBDはLinuxカーネルの標準機能になっています。
開発元のLINBIT社はDRBDを含むLinux-HA全般のコミュニティ向けおよび商用サポートを提供しています。当社はLINBIT社の日本における総代理店として、DRBDおよびLinux-HA全般に対するサポートを提供します。
Linux-HAサポートの詳細を知りたい方、依頼したい方は当社またはパートナー各社までお問い合わせください。
DRBDの技術情報はDRBD日本語サイトでご覧いただけます。DRBDのマニュアル「DRBDユーザーズガイド」も同サイトで閲覧していただけます。
※DRBDならびにDRBDロゴは日本におけるLINBIT Information Technologies GmbHの登録商標、ならびに各国における商標または登録商標です。LINBITおよびLINBITロゴはLINBIT Information Technologies GmbHの各国における商標または登録商標です。

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