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Zebra Linuxメールクラスタ:製品の詳細

Zebra Linuxメールクラスタは、同一仕様のサーバ2台を組み合わせて、一方がダウンしたら他方が処理を引き継ぐというフェールオーバーをサポートするメールサーバです。サービスの利用可能度を高めるという意味でHA (High Availability)クラスタとも呼ばれます。

HAクラスタの実現方式

もっともシンプルなHAクラスタは、2台のサーバのどちらか1台がサービスを提供するという構成で、Zebra Linuxメールフィルタはこのタイプに属します。HAクラスタの中でもっともシンプルな構成方式で、運用管理しやすいという特徴があります。

HAクラスタでは、サーバ機能は2台のサーバ間で切り替わることがあります(フェールオーバー)。これに伴って、アクティブになったサーバが受信済みのメールなどのデータにアクセスできるよう、データ領域を配置しなければなりません。通常、データ領域の共有方法として、次のいずれかが使われます。

共有ディスクのイメージ図

Zebra Linuxメールクラスタは、ディスクミラーリング方式を採用しています。

ミラーリング方式のメリット

ディスクミラーリング方式には、その他の方式と比べて次のようなメリットがあります。

HAクラスタの動作イメージ

Zebra Linuxメールクラスタは、2台のサーバで構成され、1号機はアクティブ状態で、2号機はスタンバイ状態で起動するように設定します。障害の有無に応じて、Zebra Linuxメールクラスタは次のように動作します。

1.通常運転時

1号機がアクティブになりメールサービスを提供します。ディスクミラーリングは、1号機側がミラー元、2号機側がミラー先になります。1号機と2号機は相互に相手の状態を監視し、障害発生に備えます。

共有ディスクのイメージ図

2.1号機に障害が発生

1号機に復旧不可能な障害が発生すると、2号機はメールサービスを起動してアクティブ状態になります(フェールオーバー)。フェールオーバーの所要時間は、障害発生後数10秒程度です。1号機がダウンしているため、ディスクミラーは行われず、新たなデータはとりあえず2号機の共有データ領域に書き込まれます。

共有ディスクのイメージ図

3.1号機が復旧

1号機の修理が終了して電源を入れると、1号機はスタンバイ状態で起動します。ダウン中に生じた共有データ領域の不整合は、高速な同期モードで短時間に1号機に反映されます。その後、1号機と2号機の役割を入れ替えること(フェールバック)も可能です。

共有ディスクのイメージ図

また、機器の定期点検などのために、Zippy (Zebra Linuxの運用管理ユーティリティ)を使って手動でフェールオーバー、フェールバックさせることが可能です。

Zebra Linuxメールクラスタ

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