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DRBD9の紹介(概要)

2016年6月16日にDRBD9が正式にリリースされました。したがいまして、DRBD9に関する最新情報は、DRBD9の概要および技術ブログをご覧ください。

LINBIT社からの連絡によると、DRBD9の正式リリースが近づいてきたようです。これまではLINBIT社内で管理されていたソースコードが公開gitリポジトリに移され、自由に最新のスナップショットをダウンロードして試せるようになっています。

DRBD9は、これまでのDRBDの機能と用途を劇的に拡張する意欲的なソフトウェアです。LINBIT社は「次世代のエンタープライズ向け高可用ソリューション」と位置づけています。また、仮想基盤やクラウド環境向けのストレージソリューションとして有用な、スケーラビリティを高めたデータ保護ソリューションという位置づけも持っています。

DRBDバージョン9.0.xは、以下のような機能を提供する予定です。

複数ノードのレプリケーション
当面1台のプライマリノードと複数台のセカンダリノードをサポートし、ノード間をフルメッシュで接続することによって、多重冗長化を実現します。もちろん、リアルタイムのレプリケーションであることは変わらず、プロトコルも混在できます。
自動プロモーション
これまでは、フェールオーバやスイッチオーバの際に、drbdadm primaryコマンドを使ってセカンダリノードをプライマリに昇格する必要がありました。DRBD9では、DRBDストレージ領域にアクセスするだけで、自動的にプライマリに昇格できるようになります。
ディスクレスノード(DRBDクライアント)
DRBDデータ領域用の実ストレージを持たないノードを作れるようになります。このノードをプライマリとして運用し、実際のデータは複数台のセカンダリノードにレプリケートできます。高速で低レイテンシのネットワークで結んでおけば、ディスクレスノードにおけるディスクI/O負荷の影響が軽減されます。
その他

ノード間のDRBDデータ領域の自動再配置、ディスク読み込みの負荷分散(実はDRBD 8.4.1から実装済み)などの新機能も提供される予定です。

また、LINBIT社は、DRBD9の開発と並行して、DRBD Manager (プログラム名はdrbdmanage)を開発しています。Pythonで書かれているこのユーティリティは、多ノードにまたがる多数のDRBDリソースの作成や削除などの管理作業を効率化します。まだ開発中ですが、公開リポジトリからダウンロードして試すことができます。drbdmanageはコマンドとして実行する以外に、D-Busサービスとして利用できる予定で、OpenStackのcinderドライバの開発も並行して進められているとのことです。

当社でも、現在入手できるdrbd-9.0.0pre10にもとづいて動作検証を進めています。より詳しい機能紹介や検証で気がついたことを、このブログで順次紹介していきたいと考えています。FacebookのThirdware Linux-HAでお知らせしますので、ぜひ「いいね」してフォローしてください。

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