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フラッシュストレージ製品に最適化したデータ保護ソフトウェア 「DRBD」バージョン8.4のサポートを開始

レプリケーション性能を16倍に改善して2022年までの長期サポートを提供

Linuxにおける高可用性・高信頼性システムをリードする株式会社サードウェア (本社: 千葉県船橋市、代表取締役: 久保元治、以下「サードウェア」) は、パフォーマンスを前バージョン比で、16倍以上に高めたオープンソースのHAクラスターソフトである「DRBD」バージョン8.4のサポートを開始することを発表します。

大量のデータ更新を伴うデータベースシステム、多数のゲストOSが動作するサーバ仮想化基盤など、従来のハードディスクでは実現できない高速なディスク書き込みを必要とするシステムが増えており、フラッシュストレージ製品への関心が高まっています。フラッシュストレージ製品の主流は故障時の交換が面倒な内蔵型で、MTBF値が長期化しているとはいえ、故障時の修理対応は導入にあたっての不安材料になっています。また、電源その他のサーバ部品が故障してサービスが停止する可能性も否定できません。複数のコンピュータに同一データを同時に書き込めるリアルタイムレプリケーションは、フラッシュストレージを採用したシステムの耐障害性と可用性を高めるための重要な技術として注目されています。

DRBDは、リアルタイムレプリケーションを実現できるLinuxで動作するオープンソースソフトウェアで、レプリケーション元とレプリケーション先のデータがつねに同一であることを保証する完全同期型に対応しています。このため、すべてのコンピュータが同時故障しない限り、データを喪失せず同一性が保証されます。DRBDはダウンタイムを最小化するための高可用タシステム、バックアップシステム、災害対策システムの基盤として幅広く使われています。

DRBDバージョン8.4は、フラッシュストレージのような高速ストレージを使った場合のレプリケーション性能を向上させることを狙って開発され、以前のバージョンと比較して、16倍以上の性能向上を実現しました(※1)。そして、フュージョンアイオー社製ioDrive2)において、単独使用時の8,000TPSに対して完全同期レプリケーション時で6,000TPSの高性能を実現しています(※2)。

pgbenchベンチマーク結果(ストレージサーバとしての性能)
クリックで大きくなります。

その他 詳細資料URL: https://www.3ware.co.jp/download/whitepaper

今回サードウェアでは同バージョンに関して十分な評価・テスト検証を実施の上、日本国内でのサポートを開始することになりました。

なお、サードウェアはDRBDバージョン8.4を最長2022年までサポートします。開発元であるLINBIT Information Technologies GmbH (本社: オーストリアウィーン市、以下LINBIT)との提携にもとづくサポートであるため、基幹業務システムや全社規模のファイルサーバなどでDRBDを安定して利用していただけます。

サードウェアは2008年からThirdware Linux-HAのサポートを提供しており、2022年までの長期サポート、フラッシュストレージへの対応を強化したDRBDバージョン8.4のサポート開始を通じて、2014年に1000セットのサポート販売を見込んでいます。

(※1)開発元LINBIT社による検証結果
http://blogs.linbit.com/p/469/843-random-writes-faster/
(※2)オープンソースソフトウェアのPostgreSQLデータベースに対するトランザクション性能をpgbenchというベンチマークプログラムで測定した結果。単位のTPSは1秒間に処理できるトランザクション数を表す。

Thirdware Linux-HAについて

概要

Thirdware Linux-HAは、国際的に数多くの導入実績を誇る「DRBD」、「Heartbeat/Pacemaker」、「リソースエージェント」に関するサポートサービスで、高可用クラスタ、大容量データのバックアップ、災害に備えた遠隔バックアップなどに活用されています。サードウェアは、開発元と連携したLINBITクラスタスタック・サポートならびにオプションサービスを提供しています。

Thirdware Linux-HAを構成するソフトウェアの概要は以下のとおりです。

DRBD

最大1ペタバイトまでサポートするリアルタイムレプリケーション機能により、貴重なデータを複数のコンピュータに同時に書き込み、データ資産を強力に保護します。

Heartbeat/Pacemaker

実績のあるクラスタ管理ソフトウェアで、高可用クラスタシステムによってサービス継続を実現します。

リソースエージェント

データベースやメールサーバなど約60種のサービスのクラスタ化を実現するためのスクリプト集で、Heartbeat/Pacemakerと組み合わせて利用できます。

おもな採用例
  • ECサイトのマスターデータベースの冗長化・高可用クラスタシステム(国内)
  • 全社規模のファイルサーバのデータ冗長化ならびにリモートバックアップ(シチズン時計、アイル他)
  • 生産管理、顧客管理、会計システムなど基幹業務のデータの冗長化と高可用化(オーストリア)
  • 救急車・消防車・パトカーなどの出動管制システムのオペレーションセンターの二重化(アメリカ)

株式会社サードウェアについて

株式会社サードウェア(https://www.3ware.co.jp/)は、Linuxにおけるデータ保護、高可用性・高信頼性システムにリードする企業であり、 インターネット/イントラネット活用のための総合的な支援サービス、 Linux/オープンソースソフトウェアのサポート、コンピュータ・セキュリティのコンサルテーションを提供しています。

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社サードウェア
営業部 秋山
電話: 03-4530-8670
メール: info@3ware.co.jp

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