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Pacemakerの概要

リソースの監視と制御

Pacemakerは、高可用クラスタ(HAクラスタ)を実現するクラスタ管理システムの主役で、HAクラスタ上で動作するアプリケーションなどのリソースを監視、制御します。一方Corosync /Heartbeatはクラスタを構成するサーバを監視、管理します。

実際のHAクラスタは、PacemakerとCorosync、またはPacemakerとHeartbeatを組み合わせて実現します。以下にそれぞれのソフトウェアの概要を紹介します。

Pacemaker

Pacemakerは、Pacemakerプロジェクトが開発しているオープンソース・ソフトウェアです。PacemakerはCorosyncまたはHeartbeatと協調して動作して、HAクラスタ上で稼働しているアプリケーション(サービス)を監視、起動、停止します。

  • クラスタを構成するサーバのどこでどのアプリケーション(サービス)が動作しているかを常時監視
  • サーバのダウンなどでサービスを継続できなくなった場合、実行可能なサーバでサービスを起動して可用性を維持(フェールオーバ)
  • 1:1のアクティブ/スタンバイクラスタ、n:1のクラスタなど、多様なクラスタ構成をサポート
  • 多数のリソースエージェントを組み合わせた構成実績

Corosync

Corosyncはクラスタを構成する複数サーバ間の通信システムで、個々のサーバの動作状態をほぼリアルタイムに全サーバで共有します。Corosyncが採用するTotem Single Ring Ordering and Membershipプロトコルは、Heartbeatよりも効率的と言われており、当社とDRBD開発元のLINBIT社はCorosyncの実績をウォッチしてきました。その結果、バージョン2.3において十分な実績と安定性が確立したと判断し、2015年2月からLINBITクラスタスタック・サポートのサポート対象にCorosyncを追加しました。

CorosyncとHeartbeatは排他的であり、CorosyncとPacemaker、あるいはHeartbeatとPacemakerの組み合わせのいずれかを選んでいただくことになります。これから新たにHAクラスタを構築する方には、CorosyncとPacemakerの組み合わせをお勧めします。

Heartbeat

Heartbeatは、Linux-HAプロジェクトが開発しているオープンソース・ソフトウェアで、クラスタを構成するサーバの状態を相互に知らせ合うことによって、クラスタに参加しているサーバをリアルタイムに把握します。

HeartbeatとDRBDを組み合わせたHAクラスタシステムは、10年以上の豊富な実績を持っています。LINBITクラスタスタック・サポートでは、Corosyncとともに、Heartbeatも引き続きサポートします。

リソースエージェント

HAクラスタで動作させるアプリケーション(サービス)を管理するためのスクリプトをリソースエージェントと呼びます。MySQL、PostgreSQL、Oracleなどのデータベース、メールサーバ、Webサーバ、NFSサーバ、iSCSIターゲットなど、80種以上のリソースエージェントがresource-agentsとしてオープンソースで公開されています。

リソースエージェントの主な特徴は

  • 80種類以上のサービスをサポート
  • 監視対象アプリケーション(サービス)ごとに特化した監視、起動、停止機能を提供
  • ユーザニーズに応じたカスタマイズが可能

サポート

ミッションクリティカルなサービスのHAクラスタ構成をサポートするため、当社のLINBITクラスタスタック・サポートでは、DRBDだけでなくPacemakerおよびその関連パッケージをソースコードレベルでサポートしています。

より詳しく

Thirdware Linux-HAをより詳しく理解していただくために、次のトピックもご覧ください。

※DRBD、DRBDロゴ、LINBIT、およびLINBITロゴは、LINBIT HA-Solutions GmbHの各国における商標または登録商標です。

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